堀江貴文ことホリエモンのハッタリの流儀を読みました。ふとAmazonのコメント数が以上に多い(多動力に次ぐ)ことに気づき、興味本位に購入してみました。副題に「ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法」とありますが、もっと重要なメッセージ、「物事へハマることのメソッド」が書かれていたので紹介したいと思います。
ハッタリをかますことは最高奥義
ホリエモンの著書を読むととにかくやる気が湧いてくる、考え方を見直すという効能があると思うのですが、この本は意外に実利に結びついたスキル紹介に近い本だと思います。この「ハッタリをかます」ということは人生の最高奥義と言うほど、ホリエモンの中で最強ライフハックの位置付けにあるようです。
ハッタリをかますことで得られることは以下の2点だと書かれています。
①ハッタリをかますことで、人から気に入られたり信用を得ることができる
→仕事の受注時に相手が気持ちよく仕事を出せる、ノリがよくて気に入られる、大きなハッタリに協力者がついてくる
②ハッタリをかますことで、辻褄を合わせようとする
→ホリエモン自体、90年代パソコン通信からインターネットに切り替わる時にホームページ作成依頼を受けて、作ったこともないのに「やります」とハッタリをかましたそうです。言ったからには辻褄を合わせようとして猛烈に頑張れたという経験があるそうです。
ドラゴン堀江、四コマ漫画です。#ドラゴン堀江 pic.twitter.com/0txpgXNbtU
— ダルい (@watabou_0319) 2019年3月10日
たしかにハッタリかましてます。
物事のハマり方
ホリエモンが多くの書籍を世に出して、その書籍の中で何冊にも渡って同じ内容を繰り返す重要なエッセンスが「物事にハマれ」とうメッセージだと思います。特に多動力では何度も語られていました。
物事にハマるということは、経済学や心理学でコミットメントするという言葉に言い換えられると思います。コミットメントというワードを知ると、それについて調べることで多くのコミットメント(物事にハマる)する方法に触れることができます。
その流れで知った「FULL POWER」という本はこのコミットメントについて書かれた本です。
本書ではコミットメントの方法に、事前に投資する(お金、時間、労力)、公言する、フィードバックをもらえる仕組みや、自分が責任を負える仕組みを作る〜〜などなど多くのコミットメント方法に触れているのですが、ホリエモンが提唱する「ハッタリをかます」ということはこのコミットメント方法の多くに横断して合致するメソッドでもあるのです。
まとめ
多動力やゼロが「物事にハマれ」「没頭しろ」という布教本であるのであれば、「ハッタリの流儀」はそのメソッドを示したライフハック本という位置付けになると思います。物事にハマれ、没頭しろと言われてもどうすればわからなかった時、ハッタリの流儀を読んでみると具体的にどうすればよいのか理解できると思います。
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