『人に親切にすると幸せになる』理論を30代のオッサンが試してみた

今週のお題「自由研究」

幸福になるための本には必ずと言っていいほど『人に親切にする』という指南が含まれています。不幸でないけど幸福でもない、ちょっと幸せ欲しい状態のシコ助は、半信半疑ながら『人に親切にする』ことを試してみたくなりました。夏の自由研究です。
この人に親切にする系のマインドの指針みたいなものは具体的でなくなかなか実践するのは難しいものです。人にそんなアドバイスをされても「はいはい」なんか言って流してしまうのですが、実はめっちゃ幸せな効果がある可能性も捨てきれないのです。

こんなマインドの指針は次のように自分の生活に取り入れるとうまく行きます。

①嘘だと思っても試してみる

②試した結果、自分の感覚、湧いてくる気持ちに注目する

③効果があればどんどん具体策を出して生活に組み込む

人に親切にしてたまたま幸福を感じた人は①のように嘘だと思わない人です。偏屈なシコ助のような人はきっと騙されないように慎重になって流してしまうので、騙されたと思って試してみるしかありません。

職場で親切にすることを試してみた

さっそく職場で親切にすることを試してみました。

どんな親切ができるかあまり思い浮かばなかったので、すぐに書店に走り「オトナ女子の気配り帳」を買ってみました。もちろんシコ助は30を超えたおっさんなので、そのままオトナ女子理論をオッサン男子理論と読み取り、試してみました。
とにかくお金を使ってお菓子を事務員さんに渡したり、ドアを開けてあげたり、新入社員より早く会議室のセッティングみたいなことを率先してみました。

最初は「どうしたんですか?」なんて驚かれちゃったりして、恥ずかしくもありながら親切楽しい状態にいました。嬉しくなってしまい、毎日親切を心がけて行動してみました。

しかししばらくすると親切することにもなれてしまい、惰性でお菓子を渡したり、親切心が間に介入することがなくなったのはそんなに遅くないことでした。

人に親切にするコツ

幸せがずっと続く12の行動習慣の一つに「親切にする」することが項目としてあり

そこに衝撃的な事実が書かれていてびっくりしました。

週三回自分に与えられた恩恵を数えるよりも、日曜日の夜に数える方が幸福度の増加が見られた。

1週間ずっと人に親切にするよりも、月曜日に親切な行為を5つする方が幸福感が高まると証明されたのです。

ずっと親切にするよりも月曜日など1日だけ親切する日を決めてその日に5つ程度親切なことをする方が幸福感が高まるという研究結果です。

月曜日だけということはあくまでも狙って親切にするということです。

本人の性格が良くなって親切なことをするよりも、月曜日なんの親切をするかを狙ってやる方が幸福度が高いというわけです。
おそらく親切にすると相手からも親切にされることが多く、ずっと親切な人はそれはそれで幸福なんだろうと思いますが、親切という行為そのものは狙ってやる方がおそらく幸福になるのでしょう。

シコ助も職場でなんの親切をしたら嬉しいか、色々考えてやってみて、それで相手が喜んだら幸福を感じていました。

相手も自分も当たり前と思わずに、週に一度だけ、狙って親切にすることが大事なんだなぁと思いました。

先日GIVE &TAKEの本の紹介を読みましたが、GIVEする人はTAKER(自分のTAKEしか考えない人)を回避、もしくは排除するとありました。

マインド的な指針に加えて最近の研究では実験結果からここに戦略性を持たせているのが面白いと思います。親切や人に与えることに戦略性を持たせるのに次の記事で書きたいと思います。

www.200kounen-training.com

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