入社10年目の俺から就活生に贈る会社選びオススメの本

ここ数ヶ月の間に10名程度の就活生と会う機会がありました。そこで感じた事と、就活生向けにオススメの本を紹介したいと思います。

多くの就活生にあって圧倒的に足りていないと感じたのが、エントリーシートの書き方や面接対策でなく、会社選ぶ際の判断基準です。

ただ判断基準を得るにはある程度の社会経験が必要だったり、先見性や自分の資質もわかってないと難しいのかなと感じています。

この基準を見つけられず、エントリーシートや面接対策などのスキル上げに専念し、入社10年後に登る山を間違えたと感じているシコ助からのアドバイスです。

転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 

就活生でも『転職の思考法』はオススメ出来る本です。特に人間のタイプをto do型とbeing型の2パターンに分類することができて、being型が圧倒的に多いということを知れるだけでも基準を定めることが出来ます。

・『何をしたいか?』to do型

・『どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか』being型

自分のやりたいことを探し続けてしまい、ドツボにハマることは結構マズイです。就活は期限があり、期限を過ぎるとそこに理由を求められたりします。

being型タイプ、まずは仕事環境(勤務地・転勤有無・休日)や給与体系から選ぶという基準のほうが、後悔しない確率が高くなります。

さあ才能に目覚めよう

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

 

言わずと知れた名著ですが、就活生ほどこの本の診断ストレングスファインダーを利用するべきです。

ストレングスファインダーはネット上でいくつかの質問に答えていくだけで自分の強み上位5つを知ることができ、またその強みを活かせる仕事や何に価値を置くかを示してくれます。

就活生が過去の経験から自ら自己分析するよりもずっと深い洞察を得ることが出来ます。

シコ助の分析結果→ストレングスファインダー【回復志向】の強みの転職への活かしかた - 200光年軍隊手帳の中身

モチベーション革命

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

 

12回の転職で12回とも華麗な経歴の尾原 和啓氏によるモチベーション革命は仕事に対する考え方において非常に示唆に富んでいます。

特に本の中で紹介されていた偏愛マップは自分の好きなことについて体系化することが出来るので参考にするのをオススメします。

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やりたいことがない人は好きを拡張しよう - 200光年軍隊手帳の中身

また好きを蓄積するのに岡田斗司夫氏のスマートノートは超おすすめです。

あなたを天才にするスマートノート・電子版プラス

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幸福に関する本

ここまでくるとある程度自分の基準が出来上がって、会社選びもかなり選択肢を絞れてきます。それから最後に幸福に関する本を読んでいたほうがよいよという話です。

・残業は多いけどお金を稼げる会社

・転勤はあるけど安定した企業

・ホワイト企業だけど異性がいない職場

良い面と悪い面を天秤にかけて凄く悩んだ時期がありましたが、結局のところ目的は『幸せ』になることかなぁと思います。効率よくお金を稼ぐよりも、目指すは幸せを手に入れることです。

人間が幸せになる仕組みも科学で解明されていて、それを学び、大きな決断の判断基準にしない手はありません。

幸せがずっと続く12の行動習慣

幸せがずっと続く12の行動習慣

  • 作者: ソニア・リュボミアスキー,渡辺誠,金井真弓
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2012/02/16
  • メディア: 単行本
  • 購入: 6人 クリック: 36回
  • この商品を含むブログを見る
 

交友関係や家族関係というものが幸福な人生を送る上で大きく関わってきます。それを踏まえた上で職場の人間関係(社風)、地元に残るかどうかを考えるのも良いと思います。

幸福になる為に読んでおくべき書籍 - 200光年軍隊手帳の中身

まとめ

就活生はまず会社選びの価値基準を持つことが大事だと思います。思い込みや、恐怖から逃げたり、わからなくて投げ出したくなると思います。

しかし自分の強み、自分の適正、自分の好き、を軸に会社を絞ると『どうしてもこの会社に入りたい』という思いがでて、モチベーションを上げてくれるものです。