30歳で成長スピードが弱まった自分を劇的に成長させてくれた本の紹介

今週のお題「読書の秋」

この時期に読書が捗るのは人間のバイオリズムなのか、ここ最近また読書量が増えてます。
読む本のジャンルはその時々自分の気持ちが反映されているのですが、30歳を超えてから家庭を持ち、仕事も忙しくなる一方、時間が無いなかで唯一の楽しみが自分の「成長」です。昨日出来なかったことが出来るようになることが将来の不安を消すため、今の自分を肯定するための精神安定剤です。
ちょっと前にAIがはじき出した「健康寿命(介護などに頼らず元気でいられる寿命)」を伸ばす方法は運動より食事より読書という驚きの結果で話題になりました。

www.nhk.or.jp

暗い将来に焦りを感じていたり、この先ずっとこのままで良いのか?という空虚感を持つ人は「成長」にフォーカスするのがオススメです。そんな感じで本はいいですよ。
今回は自分を劇的に成長させてくれた本を紹介したいと思います。

僕らが毎日やっている最強の読み方

本、新聞、雑誌、ネット記事の読み方やどういったものを読むのかを池上彰氏、佐藤優氏が情報のインプット術として紹介してます。

何を読むか一貫性がなく、時間がない中でただ教養を身に付けたいと思いが空回りしていたのが本書でしっかりした知識の身につけ方を学ぶことで解消することが出来ました。摂取する食べ物のように何を読むかで自分が変わります。頑張ってるけどイマイチ成果が出ない人にオススメです。少なくともスマホでニュースを読むことをやめ、本書で勧められていたdマガジンを情報源に変えただけでも劇的な成長をすることが出来ました。

1分で話せ

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

 

忙しい上司に対して簡潔に説明することが苦手で自分でも何を言いたいのかわからなくなったり、会議での自分の発言に自信が持てないのが悩みでした。この書籍は手短にプレゼンするテクニックが書いてあり、人に仕事を頼む時や、報告する時など仕事の細々としたシーンで使えるテクニックが満載です。早くからこういう考え方を知り実践できていたら仕事で得られるものの質と量が違っただろうと思わせる一冊です。

東大読書

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

 

『能動的な読書をする』ための本の読み方についてです。本の帯や表紙を読むところや仮説を立てるなど事前準備をすることや、記者になったつもりで質問しながら読むなど目から鱗のテクニックが満載でした。特に仮説を立てて検証しながら読むことで明らかに本から入ってくる情報の量と質が上がりました。

プロ弁護士の『心理戦』で人を動かす35の方法

プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

 

今まで心理学者の書いた交渉術しか読んだことがなかったのですが、弁護士の書いた交渉術は例えば『声で威圧する』などの小手先のテクニックでなく、相手の欲求や立場を考慮して戦術を組み立てていく勝てる確率を上げていくような方法です。

交渉に関する基本的な考え方から『怒っている相手』や『黙り込んでいる相手』など人に対する対処法は実際に仕事で役立った経緯もあり、弁護士がいかにして人を動かしているか感動しました。ビジネスでも良くあるシーンで使える交渉術があり本当に役立つ一冊です。

転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 

単なる転職の指南でなく、仕事の考え方、人生に対する考え方に影響を及ぼすほどの一冊です。

being型の人間が99パーセントを占めていて残りの1パーセントをtodo型の人間が占めており、例えば仕事における名言『好きを仕事に』みたいなものはtodo型の人間が発信したもので99パーセントの人間には必要ないのにそれに惑わされているという事実が指摘されています。

『転職の思考法』が控えめに言ってヤバイ。読んだ感想と転職する人以外にもオススメする理由 - 200光年軍隊手帳の中身

転職したいなぁなど頭の中にあるモヤモヤした思いを解消できたり、能動的に自ら成長することを選んだりと仕事そのもののやり方が地に足のついた戦略的なものに変わりました。

さあ、才能に目覚めよう

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

 

言わずと知れた名著ですが、今年改めてストレングスファインダーを実施しました。ストレングスファインダーとは自分の資質(強み)を知るための検査で、この強みを軸に仕事をすることで成長の度合いが変わります。強みから具体的な自分の仕事に落とし込んでいく作業をやってみましょう。シコ助は『回復志向』が強く、下記の記事の通り思いっきり仕事の方針を変えています。

ストレングスファインダー【回復志向】の強みの転職への活かしかた - 200光年軍隊手帳の中身

まとめ

すぐに行動に移せるような実践的な本や仕事そのものの基本的な考えが変わるほどの本など30歳を過ぎて成長を欲していた時期に運命的な本に巡り会えました。成長とは『変わり続ける』ことなので1つのやり方に固執せずにこれからも変わり続けようと思うのです。

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