【書評】ひろゆきの新刊「このままだと、日本に未来はないよね。」を読んだ感想

ひろゆきの新刊「このままだと、日本に未来はないよね。」ひろゆき流時代を先読みする思考法を読んだので感想を書こうと思います。
そもそもこの本を読んだキッカケがなんとなく悲観的である日本の将来をもっと正確に予測して個人でどう行動すれば良いかという答えが欲しかったからです。

このままだと、日本に未来はないよね。

このままだと、日本に未来はないよね。

 

 オワコン日本から始まるように、日本の悲観的な将来に関するひろゆきの予想が展開され、未来予測のメソッドから、問題解決メソッド、これからの時代をサバイブする方法について書かれています。

ひろゆきが考える未来を予測する理由

ひろゆきの魅力の一つだと思うのが、まず予測の精度は高い方が損しないという当たり前の議題から入るところです。0ベースで論理を組み立てていく部分がひろゆき本の特徴とも言えます。「未来を予測するなんて、天気予報みたいなもの、当たるわけがないから考えてもムダ」という考えをまず覆すことから本書は始まります。

商品やサービスのヒット予測や、新しいテクノロジーの普及予測にはコツがあって、それを押さえると、予測の精度があがると断言しており、その予測メソッドがかなりのボリュームで紹介されています。
そもそもひろゆきの予測の凄さはyoutubeで確認することができます。

www.youtube.com

日本の未来はないよねと考えるメソッド

未来を予測する際に必要なのが経済合理性を考えるということです。本書では固定電話と携帯電話が例にあり、過去の携帯電話が30分の通話で電池が切れる→使えないと思うか、これから普及するとと考えるかの違いが経済合理性に基づく予測だと紹介されています。つまり時間が経てば技術力が上がり、成立してしまうと考えることが経済合理性を考えるということです。
このメソッドに基づいて①iPhoneは売れない②ニンテンドースイッチはいまだにヒットしていない③仮想通貨について という的中させたと豪語する解説があり、ここがめちゃくちゃ面白い部分でした。
また未来を予測するための情報収集の方法にも触れており、ここで記憶力について人には型があることを知りました。

ひろゆきの日本の未来をはないという考え

本書では世界と比べていかに日本がいかに不利な状態なのかをあらゆる側面から解説しています。何かを始めようとするときにアメリカや中国の方がお金が集まるし、英語圏の方が世界が相手になり競争率が高くそもそものベースのレベルが違うことなどグローバル化で見えてきた日本の未来の悲惨さが予測されていることが印象に残りました。
またトランプ大統領やプーチン大統領、拡大路線を続ける中国を軸に世界情勢の変わりようや、そこから見えてくる日本の立場などひろゆき流の未来予測が大変面白かったです。

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ひろゆき流日本をサバイブする方法

「1億人を幸せに」はムリだけど個人には良い時代であり、一人一人の生活は昔より自由になってきているというひろゆきの自論は過去の著書、働き方完全無双から一貫した考え方です。

働き方 完全無双

働き方 完全無双

 

人が大事だと思うプログラミングや英語よりも人が大事だと思わないことで能力を推奨したり、他人とズレていた方が幸せになれる、儲けたければ役に立たない仕事を選べなど旧来の人の役に立つことをしなさいは需要を満たしているという斬新な考え方が学べます。

ぜび本書をチェックしてひろゆきメソッドをチェックしてみましょう。

このままだと、日本に未来はないよね。

このままだと、日本に未来はないよね。

 

 

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