新入社員にオススメのおじさん化して仕事をうまく進める方法

新入社員時代に仕事で1番悩んだのが、相手に仕事を依頼した時に取り合ってもらえずキチンと仕事をしてもらえないことでした。

各部署の報告を取り纏める仕事をしている時に特に顕著で、期日までに報告がなかったり、メールや電話の返信さえなかったりします。

今の新入社員を見て思いますが、垢抜けなさや特有の口調は電話口で喋っていても新入社員だと分かるものだと感じています。

シコ助は入社2.3年目にこの新入社員感を消してオジさん風に振る舞ったところ、上手く業務が回った経験があります。今回はこの辺の紹介をしたいと思います。

新入社員感が業務に支障をきたす

新入社員を相手に仕事をすると、大抵のオジさん達はイジワルをしてきます。仕事とは関係のないところで説教をしたがったり、昔は大変だったという理論で同じ苦境に追い込もうとしたりと、業務を遂行するうえで関係のないところで邪魔が入ったりします。

仕事のやり方、お願いの仕方は同じでも、誰がその仕事をしているかが重要で新入社員はあまり良いポジションとは言えません。新入社員ってことだけで仕事に支障をきたします。

今どきの若手の育て方

今どきの若手の育て方

 

仕事を早く覚えることについて

新入社員時に自分は知識が無いから取り合って貰えないんだと思い込んでいました。『仕事を早く覚えて一人前になれよ』みたいな常套句を何度も聞きましたが、知識がないことを悪びれる事もなく説明を求めるオジさんが沢山いることに気づきました。

勿論基礎的な知識を持っていること役立ちますが、所属している部署や歩んだ経歴によって知識に偏りがあることは当たり前です。

であるのに知識がないことに対して新入社員は糾弾されるのです。

新入社員を隠し通す

新入社員であること自体が業務に支障をきたす事が分かった上で、新入社員感を消臭スプレーで消すようにあらゆる手を打ったのを覚えています。

①〜ぽさをだす

営業であれば営業っぽいトークをすることで新入社員感をかき消すことが出来ます。〜ぽさは上書きすることができます。早めに新入社員っぽさを上書きすることに徹しました。

②世代を隠す

不用意に年齢や同期を確認したり、上下関係を確認することを避けました。

③誰に対しても『さん付け』で呼ぶ

後輩にため口で話すと自分の世代がバレてしまいます。

④相手が知らないことを話す

相手が知らないことをあたかも知っている前提で話すことで相手にプレッシャーを与えます。新入社員だからと言ってイジワルしてくる上司に対して非常に効果的で、知らないことを悟られないようにプライドを保ち、極力関わってこないようにります。

おじさん化する

「いまどき部下」を動かす39のしかけ―――その「任せ方」、もう通用しなくて当然です。
 

新入社員のレッテルを抜けて早めにおじさん化しましょう。電話口でなんとなくベテランな感じを出すだけでも、仕事の依頼に乗ってくれたり、事情を理解してくれたりします。

またおじさんは仕事の失敗や怒られることをヘラヘラ笑いあって変に明るかったり、冗談めいた感じで自虐ネタを繰り出したりと緊張感が無く楽しいものです。

新入社員でなかなか成果が上がらない人は、少し新入社員感を消しておじさん化してみてはどうでしょう。