指令カードには自分へのご褒美も書くことができる

指令カードの記事を書いた時に少し抵抗を感じたのが、『指令される』ことへの窮屈さに対する反応でした。

自分を動かす為に単語帳に自分に向けた指令を書くので、普段からコントロールされたくないと思っている人はたしかに窮屈さを感じるかもしれません。

シコ助はこの窮屈さを打開する為にいくつかの策を入れています。

指令カードに休息の時間を

指令カードは単語帳に綴られた指令を順番に実行していくので、『だいたいこの辺で窮屈になるなぁ』と感じることが出来ます。

例えば休日のトレーニングには以下の指令を下しています。

・ジャージに着替える

・iPadで音楽をかける

・腹筋50回

・背筋50回

・スクワット50回

・腕立て30回

・水をがぶ飲みする

・ジャージを洗濯にだして着替える

・コーヒーを入れる

・テレビ番組の予約録画をする

ジャージから着替えたら一度休憩として珈琲を楽しむ時間をとっています。

シコ助の場合、珈琲を楽しむことさえ上手く時間配分が出来ないので逆に指令された方が上手くいったりするのです。

その他『お香を焚く』『ストレッチをする』など、やった方がいいけどそれほど重要なことと感じていなければなかなか行動に移せなかったりするので、あえて指令して自分を動かしましょう。

行動を細分化してハードルを下げる

いきなり『資格の勉強をしろ!』で始まってしまうとあまりもハードルが高いのでだいたいの人が逃げてしまいます。

スモールステップという言葉がありますが、行動は出来るだけ細分化して少しづつ行動に移すことが上手くいくコツだったりします。

例えば『資格の勉強』をする前にも

・珈琲を淹れる

・参考書を開く

・時間を継続する

などの前置きを指令カードに書いておくことで勉強に入りやすくなったりします。

単語帳が優れているのが、この細分化した行動も単語カードを増やすだけで対応出来たり、細分化されすぎた行動もマージ(まとめる)したり、削除することが出来ます。

これが紙の手帳だと何度も書き直しが必要ですし、スマホでタスク管理している人は増えすぎた行動で視認性がぐっと下がってしまうでしょう。

まとめ

単語帳を使った指令カード式自分コントロール術は、あまり肩の入っていないポップな自分コントロールツールです。

スイーツを食べる時間を作ったり、本を読む時間をとってあげましょう。

窮屈さを感じるかどうかも、そこに書かれたあなたが出す指令によるのです。自分を愛しつつ、上手くコントロールしてあげることが望ましいことだと思います。 どくしゃ