物心ついた時から人にあれこれ指示されると途端にやる気が無くなってしまう性格なので、あまり人から指示されないように仕事をすることを目指しています。
指示の仕方にもよると思いますが、指示した人間の悪どい思惑を感じたり、理不尽なものだったりすると途端に気が落ちてしまいます。
当然、仕事をしていると上司からの指示は避けられないわけで、ポジションを変えたり、精神論でカバーしたりとあらゆる工夫を凝らしています。
指示される前に手をあげる
人に指示されることが嫌いなので、下記のパターンの案件がくると自ら手を上げてその仕事を取るようにしてきます。
①いずれ自分がやる確率が高い案件
②自分で片付けられそうな案件
例えば、飲み会の幹事や人前でのスピーチ、難しい交渉など誰もやりたがらない案件があったとすると、立場やキャラクター、仕事区分によって、後々上司から自分にオーダーが来る可能性の高いものを察知します。
それらから自分で出来ると思ったものは指示される前に手を挙げるようにしています。
人から指示される前に能動的に仕事を取りにいくと少なくとも気分が悪くなることはありません。
上司がどうにか仕事を振ろうと考えてる姿を見るよりも、手を上げて『積極的姿勢』をアピールする方がずっとお得です。
期待値を下げる
ある仕事が来て、誰がその仕事を担当するのかがフワフワしている状態は、誰もが自分の仕事ではないと沈黙の主張をしている状態です。
しかし心から『自分の仕事じゃない』と気持ちを保ってしまうと、期待を持つほど裏切られた時の反動が大きくなるので、内心『これは自分の仕事と言われたらしょうがない』程度に思っていた方が心地よく過ごせます。
自分のポジションを作る
上司と仕事をすると命令、指示をガンガン出してきます。上司と同じ仕事を共有する状態だと、面倒な仕事に限って任され、上司は美味しいところを取ってしまうのが社会の摂理です。また指示に従い続けるのはクリエイティブさがなく基本的にツマラナイものです。人はコントロールされるより、コントロールしている感覚の方を好みます。
よって上司と全く同じ仕事をする、同じ仕事を分け合うのはよろしくありません。
以下の作戦で自分のポジションを確立するのが得策です。
①窓口に座る
客先、関連部署からの仕事を上司が窓口となり仕事を割り振るポジションだと、美味しい仕事が来ることもなくただ面倒な仕事を指示され続ける状況が続きます。
自分から積極的に働きかけ、自分が窓口になり対応することで上司からの嫌な指示を消し去ることが出来ます。
上司としては自分の仕事が減ったように思えるので快く受け付けてくれるでしょう。
②障壁を作る
また自分が窓口を複数作り、横目で見ている上司が一体何の仕事をしているのか把握できないような状態を作ると、上司と自分との間に壁を作ることが出来ます。
次第に自分が窓口として受けた仕事を増加させ、自分の仕事スケジュールを作ることで、
上司『明日の会議出てくれないか?』
シコ助『明日は社外の打ち合わせがあります』
とさらにガードを強くする事が出来ます。
すると上司は迂闊に指示を出すことが出来なくなり、次第に仕事の主導権が自分よりになります。主導権が多いほど相手から指示されることも少なくなるので、権利を沢山手に入れましょう。
自分に指示をしてストレスを減らせ
人に指示されることが嫌いな人は仕事に限らず、掃除、茶碗洗い、風呂掃除など家庭内においても家事について妻から指示されると少々不機嫌になります。
よってまず今日一日何をするべきかを妻と話し合い、指令カードという単語帳にタスクを書き出します。
この指令カードとは自分が自分に指示するものなので、全くといいほどストレスを感じません。また明らかに行動力があがるので他人に指示される前に動けるという状況がつくれます。
まとめ
人に指示されるのが嫌いな人は
・指示される前に手をあげる
・自分のポジションを作る
・自分に指示してストレスを減らす
3つの方法を軸に少しずつ指示されることを減らし、ストレスフリーな生活を目指してみましょう。