幸福になる為に読んでおくべき書籍

仕事術の本を読んだりライフハックネタを漁っていると効率的に物事を進めたり、問題を解決することには役立ちます。

しかし30歳を超えて『結婚すること』や『子供を持つこと』『家を建てること』『実家を継ぐこと』など、大きなテーマになると、なかなかどっちとも答えが出ないままでいました。

しかしあるキッカケで今まで効率の良さで物事を考えていたところに『幸福さ』という基準を持つことができて自分の人生を左右する大きな決断に役立てることができました。

シコ助は幸福について一つだけ気付いたことがあります。

それは幸福はただ待っていてもやってくる可能性があるけど、幸福になる手段を取ると必ず幸福になる

ということです。多くの場合は幸福になる手段を手にしなかったり、具体的な行動に繋げられなかったことで幸福を逃しています。

仕事において出来るだけ『幸せになること』を考えながら仕事をするようになりました。効率的にやることばっかり考えていたのが効率:幸福=2:1くらいの割合になり、少しだけ幸福に包まれながら今日も仕事をしています。

ある時期から読み漁った幸福になるための書籍ですが、ここからオススメのものを紹介したいと思います。

幸福優位7つの法則

幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論

幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論

  • 作者: ショーン・エイカー,高橋由紀子
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2011/08/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 4人 クリック: 103回
  • この商品を含むブログ (4件) を見る
 

幸せになるには『自分の行動を楽しむ』『ワクワクしながら過ごす』というありきたりな話でウンザリしそうですが、膨大な調査データをもとにハーバード大学の心理学講師が語ると、本気で幸福を求めるためのキッカケ(やる気?)を得ることが出来ます。まずは小さな行動からポジティブにやる仕組みを作って実践しました。うざったい人間関係も苦痛な努力も、もし幸福感を持ちながらこなすことが出来たら、楽に乗り越えて成功する気がします。

幸福優位の趣旨は成功したから幸福でなく、幸福だから成功するというものです。

幸せがずっと続く12の行動習慣

幸せがずっと続く12の行動習慣

幸せがずっと続く12の行動習慣

  • 作者: ソニア・リュボミアスキー,渡辺誠,金井真弓
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2012/02/16
  • メディア: 単行本
  • 購入: 6人 クリック: 36回
  • この商品を含むブログを見る
 

押し付けがましい精神論でなく、科学的に証明されている幸福になる為の本です。幸福を決定するものとは、遺伝による設定値(基準)50%、意図的な行動40%、環境10%という数字が並んでいますが、やはり『意図的に幸せになりにいく』ということが凄く大事なことだと感じました。そこを12の行動習慣でうまく変えていくかなり実践的な本です。

12の行動習慣を具体行動に落とす→メモする→たまに見る→行動する を繰り返すだけで本当に幸福になります。

幸福の『資本』論

幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

 

金融資本(経済)社会資本(人間関係)人間資本(自分のもつスキルや価値観)を軸にポートフォリオを組むことで幸福になるという新たな視点で人生を捉えることが出来ます。精神ハックも大事ですが、やはりお金や人間関係、価値観のなどのキーワードは必須項目です。この3つの軸を組み合わせながら幸福を得るという新たなアプローチも勉強になります。

悩みどころと逃げどころ

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

 

社会派ブロガーのちきりん氏とプロゲーマー梅原大吾氏の異色対談本です。全く違う環境で育った2人の相違する考えから真実が浮かび上がります。

幸福な人生とは何だろうと考えた時、本書の梅原氏の考え方が胸に刺さりました。

梅原氏はテレビでプロボクサー志望の子供の特集を見ていた際、小さい頃から夢が決まってていいなぁと思ったそうです。また同時にボクシングの減量のキツさ、練習のキツさ、選手生命の短さ、ボクシング一本で食べていくのも日本チャンピオンレベルでも難しい事実を想像したそうです。

おそらくその子がボクシングの厳しさを知ってもボクシングが心底好きというのは変わらない、途中親にボクシングを辞めさせられても『俺、あのままボクシングに打ち込んでいたらどういう人生だったんだろう』っていうモヤモヤをずっと引きずって生きていく呪いにかかるとのこと、そしていい人生を歩むにはその子はボクシングをするしかないと言い切ってます。

幸福な人生を構築する上で梅原大吾氏の言葉は必見です。『一生懸命足掻いて自分を納得させる』それを持ってしか後悔のない人生を歩めない。という呪いの解き方は驚きました。

持たない幸福論

言わずと知れたpha氏の本。仕事も家庭もお金にも縛られないpha氏の生き方は、幸福についてあらゆる考えをもらたしてくれます。梅原氏のストイックな生き方とpha氏の肩の抜けた生き方は比較しながら読んでみると面白いし、自分が幸福だと思うことを時には肯定してくれたり、知らなかった別の幸福を教えてくれたりします。

悩みにふりまわされてしんどいあなたへ

悩みにふりまわされてしんどいあなたへ  幸せになるためのいちばんやさしいメンタルトレーニング

悩みにふりまわされてしんどいあなたへ 幸せになるためのいちばんやさしいメンタルトレーニング

 

ポジティブシンキングを取り入れることだけではガードが弱いです。ネガティブに陥った時にどう考えるべきかが幸福を左右する要素でもあります。本書にあるワークを実践すると感情の捉え方に明らかな違いがあります。ネガティブを乗り越える為のスキルを身につけておくとこの先ずっと幸福でいられる気がしています。

まとめ

自分は幸福になるという意思を早い段階で持つことはメチャクチャ大事だと思います。また今知っている幸せ以上の幸せや、全く感じたことのない幸せもあるので色々と試してみる必要もあります。人生の大きな決断を迫られた時、それは自信になったり判断の基準になるのでまずは幸福について最優先で考えてみると良いでしょう。

読者様募集中です!