『後は寝るだけ』にすることを目指し過ぎている

シコ助はベッドの上でダラダラすることが大好きです。その時こそ日々の生活において至福を感じます。

小説や漫画を気の向くままに読んだり、スマホでくだらない記事を読んでクスッと笑ったりとする、ベッドの上じゃなくても出来ますが、『全てのタスクから解放』されて、『後は寝るだけ』という状態が精神を高揚してくれるのです。

人間は後は寝るだけの状態になりたい

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友達と旅行に行った時もまず先に温泉に入って、その後お酒を飲んで寝るパターンが恒例です。後のタスクを考えず飲む事が気持ちの良い事というのは皆が知っています。

死ぬまで楽しいことをやりたいように、楽しいことを寝るまでやりたい。

人間の本来の欲望はこのようなものでしょうか。

もちろん女性は化粧を落としたくなくてご飯を食べた後に温泉に行ったり、子育てをしていると寝るだけの状態でも急にタスクが入ってきます。

自分1人でいる状態。自分の欲望の通り行動出来る状態ほど、この『後は寝るだけ』の状態になりたいという傾向が強いとおもわれます。

寝るだけを目指しすぎて反省

後は寝るだけの状態になるには全てのタスクを終わらせる必要があります。仕事から帰ってきて、ご飯を食べる、風呂に入る、家事をするなどのタスクがありますが、後は寝るだけにする為に、全て急ぎで適当にやってしまいます。

そんな生活を続けていると、生活そのものの楽しみが失われてきます。
ご飯にしても適当に栄養をとって、美味しいか美味しくないのか、素材が何なのかを吟味しながら食べることは楽しいことです。

日常のそういった楽しみをスルーしてしまうことは本当にモッタイナイことです。

丁寧に生活することは楽しみを見出す 

丁寧に生活するとは、食事、家事、ファッション、買い物など普段の生活をもっと向上出来ないか?と考えたり、その生活の中で『好き』を見つけて、広げていく試みがあったり、生活に対する能動的な姿勢のことをいいます。

旅行でもコンサートでもなく、最も多くの時間を過ごす『フツウの毎日』、この時間こそ最も楽しいものにする意思は持つべきだと思います。

『フツウの毎日』を楽しむ。休日に限らず、仕事のある平日さえも楽しくて、旅行先でも『早く日常生活に戻りたい』と思える程、『フツウの生活』が楽しいものであれば、これ以上幸せな事はありません。

まとめ

ということで本日発売のシコ助著『フツウを楽しむ』書籍の発売を告知します。 

 1日を充実感で満たす方法と最も効率的に遊ぶ方法を書きました。本ブログのコンセプトでもある『具体例』をしっかり散りばめています。今日という1日を充実させたい、楽しいことを見つけたい、休日の過ごし方を考えたい人はきっと役に立つ内容だと思います。