【書評】ひろゆきの新刊『働き方 完全無双』の感想

先進国で生まれた、あなた。

残念でしたね。

これから先、経済的に苦しくなっていくことが”明らか”だからです。

ひろゆきの新刊が発売されたことで書評を書いてみたいと思います。

日本を含めた先進国の不況には3つの原因があるとの提言から始まります。

1.インターネットで情報流通のコストが無料になった
2.コンテナの発明で輸送費用がぐんと安くなった
3.ゲーム理論的に正直に商売したほうがトクになった

(この3つに絞れるのがすごい、、)

この構造がある為に必然的に後進国の仕事が伸びていき、日本の仕事は減っていくとのことでした。

働き方 完全無双

働き方 完全無双

 

 

先進国の先行きが暗いことを説明したのち、社会の中で相対的に自分の価値を高めることが必要だと綴ります。そして本書のテーマである働き方 完全無双の内容に入っていきます。

自分のスキルや能力を信じて、今と同じ頑張り方をしていては、みんなでアリ地獄の中で上を目指して走っている状態と変わりがありません。これからは、個人でワンチャンを狙えるように、今の「働き方」をアップデートさせるほうが近道です。

そこで、本書で提唱するのが、「”無双”状態で働けばいいんじゃね?」という逆転の発想です。

個人として生き抜いていく為のノウハウがふんだんに散りばめられていてかなりお得な本だと思います。

先日ブログでも紹介した連想式睡眠法も紹介されたり→ひろゆきの寝れない時に必ず寝れる方法がスゴい連想式睡眠法 - 200光年軍隊手帳の中身

筋トレをする、チョコを食べるなど日常生活で直ぐに実践できるような内容ばかりです。

また働くときに考えるべきなのは、個人の「攻め方」と「守り方」の2つだといいます。

攻め方

・新しいことにはとにかく首を突っ込む
・「イヤなこと」をやるためのスキルが人生をラクにする
・てっとり早く能力以外の部分で「レア」になれ
・「人に好かれるか、嫌われるか」問題に最終結論を出す

守り方

・ブラック企業から身を守る方法
・実質的な現在の日本のベーシックインカムについて
・科学的な「すぐに寝る技術」
・パフォーマンスを維持する肉体維持法

 

どれも考え方が斬新でいい刺激になると思います。働かなくても収入がある社会、ベーシックインカムやひろゆきのオススメ映画作品にも言及しており、かなり濃厚な内容となっています。

ぜひ一読をオススメします。

 

働き方 完全無双

働き方 完全無双

 

無敵シリーズ?の前著もオススメです。

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