『お小遣い』を辞めたら妻の無駄遣いがなくなった話と家計のルール

妻と結婚してから数年の間、シコ助の使えるお金は『お小遣い制』で月に2万円程でした。
朝夕ご飯以外の全ての生活費をお小遣いから出していました。当時は家や車を買うことが頭にあり、お金を貯めることに一生懸命でした。
しかし2万円では同僚との付き合いや飲み会などが続くとあっという間に消えていく金額です。
対する妻は生活費全般を管理するという名目で生活に必要なものは購入出来るという特権があります。その為あっさりと食べ物だったり、生活用品を必要なものとして購入してしまいます。
ギリギリまで切り詰めるシコ助に対して、妻の無駄遣いは(本人は無駄と思ってない)なかなか辛いもので高い頻度で衝突が起こってました。

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シコ助が我慢した100円が妻の3000円する化粧水に打ちひしがれた時、スタバで600円もするフラペチーノを頼んでノートとペンを持ち家計のルールを考案しました。

家計のルールはお互いの感情をもとに考える

まずはお金のことに関して妻の感情と自分の感情を整理しました。

【シコ助】

いくら仕事を頑張っても自由に使えるお金は増えない不満

【妻】

節約を頑張っても認められない。プレゼントくらいたまにはしてほしい。

シコ助はここの不満を解消しなければ一生お金のことで揉めてしまうと思いました。独身のころからお互いに倹約家でなく、割と散財するタイプだったので笑

仕事を頑張った分お小遣いが増えること

シコ助の会社で頑張ってお金を増やすには『残業』を頑張ることに他ありません。無理して残業することはないにせよ、遅くまで仕事してお小遣いが増えないのは精神的に良くないことです。

節約を頑張った分、成果が欲しい

貯金が趣味の人を除いて、節約を頑張っても報われない感じはやはり精神的に良くないことです。さらにお小遣いに不安を持つシコ助に『無駄遣い』と小言を言われるなら、家計のルールはない方がマシだったでしょう。

金を稼いだ分、お金が増える資本主義

図解雑学 資本主義のしくみ (図解雑学シリーズ)

図解雑学 資本主義のしくみ (図解雑学シリーズ)

 

【収入を増やす】

・残業をする、土日も仕事に出る

【支出を減らす】

・節約する

収入を増やすにも、支出を減らすにも頑張りが必要です。『頑張ったらお小遣いが増える』『自分は頑張らなくてもいいやと思わない』そんな心理システムが理想的です。資本主義のように頑張ってお金を稼いだ分、自由にお金を使えるようになることは当たり前ですが素晴らしいことです。

無駄遣いを辞めた家計のルール

まずはシッカリと貯金をする為に月に5万円を三菱東京UFJ銀行の積立貯金で天引きにしました。

次に水道・ガス・電気、食費や生活用品をカード決済にする為に、クレジットカードを2枚作り1つの口座から引き落とせるようにしました。

毎月27日に請求されるので引き落とされた後に残ったお金が自由に使えるお金になります。

そしてここがポイントです。

自由に使えるお金÷2

自由に使えるお金を妻と2分することがポイントです。分けたあとはそれぞれのお小遣いとなります。

無駄遣いしない生活を手に入れた

最後に残った自由に使えるお金を2分することで、妻の無駄遣いも一瞬で無くなりました。またシコ助も仕事のやる気を取り戻しイキイキ働けるようになりました。

最初の感情から考えてみると

【シコ助】
いくら仕事を頑張っても自由に使えるお金は増えない不満

→仕事を頑張ればお小遣いが増える。飲み会を増やしたい場合や妻にプレゼントする時に仕事を頑張る。
【妻】
節約を頑張っても認められない。プレゼントくらいたまにはしてほしい。

→節約をすればお小遣いが増える。生活用品の一つ一つを吟味してコスパ良く買おう。

無駄遣いをして家計簿の前で後悔することは『問題の先送り』

家計簿をつけて家計管理をすることは『問題の先送り』をしている場合もあるので注意が必要です。買い物をするその瞬間に『無駄遣いしない意思』が必要で、月末に家計簿を見返して『食費を抑えなきゃなー』と後悔するだけで終わっていたことがよくありました。

節約することを上手く欲望に繋げたり、妻と共同で頑張ることによる相乗効果で『無駄遣いしない意思』は身に付ける方が出来ます。

また節約料理を作ったり、それを作り置きをしたり、ブログや本で節約術を調べたりと生活に対して考える機会が多くなりました。

また家計簿は付けないですが、カードの請求額を見たり、モチベーションアップの為に貯金額を見る為のサービスは利用しています。

夫婦関係が改善され、お金のことで喧嘩がなくなった

節約を頑張った妻をしっかり褒めるようになったり、プレゼントを渡したり、対するシコ助も『仕事遅くなる』と連絡すると不機嫌な感じにならず『しっかり稼いできてね』と前より心が広くなりました。笑

お金の事やお小遣いのことで揉めたりが無くなりました、それがキッカケの喧嘩もなくなりました。お金のことで離婚する例も多いようですね。

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まとめ

夫婦仲が良くなったり、自由に使えるお金が増えた上にしっかりと貯金出来るようになりました。大事なのは家計簿をつけるなどのテクニックよりも個々の感情を理解した上で自分にあった節約の方法を見つけることだと思います。