ADHDはワーキングメモリー(短期間情報を記憶して処理する能力)が弱い為、聞いたことや目にした事を頭に留めておくことがとても苦手です。上司に教わったことやネットで手に入れた情報などはザルのように頭からこぼれ落ちてしまいます。
社会人は参考書らしきものが無く、断片的な情報を自分なりに拾い上げてメモを作り、そのメモを見直して暗記していく必要があります。自分でメモを作ることが苦手で、付箋に書いたメモを無くしてしまったり、面倒だから捨ててしまったり、ノートも乱雑で見返す気が起きなかったりと仕事を覚えていく上で大変困った経験があります。
シコ助はこの難問をスマホのアプリやルール化によって上手く解決することができました。今回は断片的な情報を集めて暗記する為のスクラップ作りを紹介したいと思います。次回は長期記憶として残す為に断片的な情報を体系化していく勉強法を紹介する予定です。
ADHDの為の高速学習法概要
シコ助の学習法はネットから情報を引っ張ってきてスクラップブックを作り、そのスクラップブックを何度も読み返すことにより記憶を定着させるという手順を取ってます。グラフや画像や動画も纏めて根こそぎ一元化しスクラップブックにぶち込みます。
スクラップブックはEvernoteを使ってます。
evernoteは無料で使えますが、アップロードの容量が気になったりExcelやPDFもevernoteで活用したいならプラスやプレミアムなどの有料プランを試してみるのもありです。シコ助はプラスを利用中です。
いかに高速でスクラップブックを作るか
スクラップブック作製にはこちらのアプリを使います。
ブラウザ上でコピーしたものがそのままアプリに保存されます。
例に出すとグスタフ・ロベルト・キルヒホフについて
①Safariでテキストをコピー
②ウィジェットを起動
これだけでアプリ内にコピーしたものがストックされていきます。
もちろん、画像もいけちゃいます。
iPad版だとslideover機能でストック
アプリ内にストックしたあとに編集したり、タグやノートブックの選択が出来ますが、そんなことADHDのシコ助は到底無理なので全て一つノートブックにぶち込みます。
よってシコ助のノートブックはこのようにコートのボタンの付け方から語彙の勉強までひとまとめです笑
この考え方はこちらの本から学びました。
最小の手間でスクラップブックを作ることが出来ます。
記憶するにはただ見返すだけ
Evernoteの特定のノートブックに情報をぶち込めばあとはそのノートブックを定期的に見返すだけです。それぞれ違うジャンルですが時系列に並んでいる為、記憶するには便利です。ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線に基づいてそろそろこのノートブックを復習しようと思い立ちましょう。
スマートウォッチで通知せよ
ここ最近スマートウォッチでも安価な物が増えてきてます。シコ助はスマートウォッチに通知を設定して腕から伝わる振動だけで「復習しよ!」と反射的にevernoteを開くルールにしています。スマホより肌に身についているし自己管理としては凄く役立ちます。
ここ最近は友達の誕生日プレゼントに送ってます。
復習のモチベーション管理
復習が苦手な人のためのモチベーション管理についても紹介しておきます。コツはノートをまた見たいなあと思えるようなテキストや画像を散りばめることです。好きな女優の画像(武井咲)やもう一度読みたい文書など、ふとスマホを触る際にアクセスしたくなるような仕組みを作ってあげましょう。
シコ助は月ごとにノートを作製してその季節にあった風景を散りばめます、イアホンで音楽を聴きながら快適な復習をしてます。
まとめ
やはり勉強は楽しく、暗くジメジメしたものにならないように工夫が必要です。面倒なところは便利なものに頼ったり、ここ最近はBGMにラップのビートを流して、ラップ調で声に出して復習をしています笑 これもまた紹介したいと思いますがその「勉強せねば」という気持ちを大切にしっかりと前を向いて勉強していきましょう!
時間がないよという人は早起きがおすすめです。