記録するか記憶するかはしっかり見極めよう

一時期ライフログがブームになって、シコ助もあらゆるものを記録することが癖になっていました。

Evernoteを利用して、アイディアやWEB記事、本の内容などをとりあえず保存していて既に膨大な量に膨れ上がってます。

先日、Evernoteのプレミアム会員を更新する際にふとライフログに記録することに価値があるのか考える機会がありました。

例えば顧客の事務所の住所や電話番号は記録すべきですが、顧客の名前や役職は記憶すべきです。パソコンのショートカットキーのように記憶すると手間をかけることなく便利に使うことが出来ます。

メモを取ることに満足するとマズイ

記憶することと、記録することを履き違えるとやっかいなことになります。

ある情報があってそれを特に意識せずに『残しておきたい』気持ちだけでEvernoteに放り投げていましたが、実はその情報の中に記憶しておくとお得な情報も含まれていました。

情報を得た時に『覚えておいたほうがよいか?』という判断基準が必要で、頭ごなしに記録することはせっかく有用な情報であっても上手く使いこなせてるとは言えないようです。

記憶のための暗記ツール

となると『覚えておいたほうがよい』と思ったものをどう処理するかという話になるのですが、メモアプリのような記憶するツールの他に記憶する為のツールを用意しておくべきだと思います。

記憶する為のツールとは例えば以下のようなサービスです。

記憶するにはもちろんエビングハウスの忘却曲線のように一度情報をインプット忘れてしまうので、反復練習が必要となります。

またこの反復練習にはタイミングがあります。

記憶にはワーキングメモリ(初期記憶)、中期記憶、長期記憶というものがあり記憶の定着にはある期間内に再度記憶を呼び起こす必要があります。またその呼び起こすタイミングも判明されています。

ワーキングメモリ→中期記憶:72時間以内の復習

中期記憶→長期記憶:30日以内の復習

このタイミングで反復練習をすると効率良く暗記することが出来ます。

一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく

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reminDOはこのタイミングで通知をして反復練習を促してくれるのです。

『reminDO』という暗記用アプリの使い方 - 200光年軍隊手帳の中身

記憶する為のツールと使い分けよう

メモアプリなどの記録するツールに対して記憶するツールは圧倒的に数が少ないです。

情報を得た時に、記録するのか?記憶するのか?しっかり見極めてツールを使いわけるべきですが、メモ書きするだけで満足している場合が多いのだと思います。

reminDOはsafariの共有機能を押すだけで読み込みが出来るので手間なく記憶する為のインプット行為が可能です。Evernoteに記録するか選べるようになっています。

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共有からreminDOかEvernoteを選択

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あとは通知が来たら目を通すだけです。

まとめ

メモを取るだけで満足しがちなのですが、目的を捉えて『記録する・記憶する』をしっかり選ぶことでより情報を活用することが出来ます。