航空祭や火力演習など自衛隊が主催のイベントによく足を運ぶことがあるのですが、自分なりにどういったところに魅力を感じるかまとめてみました。
航空機のマッハを超える移動速度、戦車の火薬の燃焼、自衛隊員の最適化された行動など日常生活では絶対に味わうことの出来ない、ありえないものを見ることが出来ます。
生活に刺激が欲しい人なんかは絶対おススメです。
自衛隊の目的
自衛隊が開催するイベントは大抵スゴイのです。そもそも自衛隊の目的が下記の通りなので
自衛隊(じえいたい)は、日本における防衛組織である。陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊からなり、自衛隊法第3条第1項により「我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たる」ものとされ、人命救助などの災害派遣や国連PKOへの派遣などの国際平和協力活動を副次的任務とする。防衛省の管轄下に置かれる。
ふつうに暮らしていて接触するような企業の営利活動とは一線を画すのです。
例えば旅客機は旅客を輸送するのが目的なのに対し、
戦闘機:敵機への攻撃と味方機の護衛を主任務とする
攻撃機:地上部隊や艦船への攻撃を主任務とする
と、目的が特殊なのでやることに面白みがあるのです。
自衛隊法がすごい
一般の人間が銃を持っていたら銃刀法違反で逮捕されるわけですが、銃刀法の対象外に3条1項「法令に基づき職務のため所持する場合」規定が存在します。
自衛官は自衛隊法(95条他)において明確に武器の使用が認められているため、自衛官の武器所有は銃刀法3条1項の適用により銃刀法違反とはなりません。
自衛隊法はよくよく考えたら、非日常的な法なので目の前でその法を適用される自衛隊イベントは見所なのです。
最先端の技術
目的を達成できなかった場合、人命のみならず国の存続に関わる為、どの国においても最先端の技術開発を行なったり、他国からの最新の技術導入をするものです。
2019年度の日本の防衛予算が5兆円を超え、より技術の進歩に力を入れているようです。
航空祭や火力演習では驚くべき最新技術を垣間見ることが出来ます。
例えば人や物資を運ぶC-1輸送機、ジープを空中投下が可能な上に、あんな形状なのにマッハ0.76の速度が出ます。
自衛隊イベントで観るべきポイント
戦車の機動力や火力に惚れ惚れするわけですが
その機動力や火力を最大限に生かす為には、しっかりとその機能を統制する必要があります。
例えば複数の戦車から敵に向かってバンバン砲弾を発射した場合、最初の着弾があった時点から相手が反撃が始まります。こちらがどこから攻撃しているか察知されたり、逃げたり隠れたりする機会を作ってしまいます。
こういう場合は敵がいる箇所を同時に一斉攻撃する必要があります。
発射した砲弾を富士山の形に爆発させる高難度の技!かっこいい! #富士総合火力演習 #総火演 #そうかえん pic.twitter.com/F5vnzVwxBc
— 初音たねぽ (@hachune_miku) 2013年8月20日
富士総合火力演習の目玉でもある富士山型の同時着弾にも見られるのですが、これを実現するには高度なソフトウェア統制と自衛隊員の訓練が必要です。
【海自Instagram更新情報】「平成30年自衛隊記念日観閲式」⇒ https://t.co/mW6lWw83N6 #観閲行進#観閲式#海上自衛隊#JMSDF#Militaryparade pic.twitter.com/1Zq53eXhxV
— 防衛省 海上自衛隊 (@JMSDF_PAO) 2018年10月16日
観閲式などで手足の寸分のズレもない行進を見ると、日々の絶え間ない訓練が想像できます。訓練しても訓練しても手足が乱れるものを完璧に仕上げることってかなりの労力です。しかしそこまでしてやる意味は統制力のアピールでもあるのです。
オススメの自衛隊イベント
最後におそらく毎年開催されるであろうオススメの自衛隊イベントを紹介したいと思います。
富士総合火力演習
http://www.mod.go.jp/gsdf/event/fire_power/:t embed
富士総合火力演習は静岡の御殿場で行われます。戦車やヘリコプターの実弾による演習披露です。抽選倍率が高いのでチケットを取ることが大変です。
入間航空祭
埼玉県の入間である航空祭です。
メインでもあるブルーインパルスのパフォーマンスが大人気で数ある技が観れるのでおススメです。
まとめ
自衛隊のイベントは日常生活では味わえない特殊なものです。今年も各地で開催される予定なのでチェックしてみてはどうでしょう。