ADHDを克服する為のお勧め書籍8選

ここ最近ADHDに関連した書籍のラインナップが増えてきます。ADHDの人はその特性から同じ悩みを持ちやすく、書籍にも深く共感する場面がちらほらあります。

また著者と同じ悩みだからこそ、その解決方法が自分にとって凄く役に立ったりします。

もっともっと悩みを共有して解決に導いて行ければなぁと思います。

*ADHDに関する記事の特集中です。
4/22 公開予定記事:コンサータを処方されて半年がたった

4/23 公開予定記事:ADHDを乗り越える為の仕事術

4/26 公開予定記事:ADHDの自分を支えるお勧めグッズ

4/29 公開予定記事:ADHDと聞き取り能力の話

発達障害の自分の育て方/岩本友規

発達障害の自分の育て方

発達障害の自分の育て方

 

 

発達障害を克服したと言っても過言ではない岩本さん。以前もこの書籍について書きました→報酬系の弱さを補う為にADHDを受け入れる人生構築 - 200光年軍隊手帳の中身

発達障害を克服し、オリジナルの行き方を提唱する方です。

ダメ社員だったという過去を振り切り、今では外資系企業でデータアナリストとして活躍しその中で世界一の実績を出すというまさにADHDの特性を活かしながら生きていると言えます。

この方のブログでもありますが「生き方3.0」は本当に自分の弱みを受け入れ活かす生き方と言えると思います。

ADHDでよかった/立入勝義

ADHDでよかった (新潮新書)

ADHDでよかった (新潮新書)

 

日本の大学受験に失敗→渡米→カリフォルニア大学に入学と異色の経歴を持つ著者。注意欠陥多動性は、脳の仕業で時として自身を苦しめて変わり者にするが、ADHDを抱える人は克服すれば成功できる可能性を秘めていると提唱します。スキルと才能の活かし方から、スマホでスケジュール管理術まで多岐にわたる克服方法が大変役に立ちます。

 仕事&生活の「困った!」がなくなるマンガでわかる私って、ADHD脳!?/司馬理英子 他

仕事&生活の「困った! 」がなくなる  マンガでわかる 私って、ADHD脳!?

仕事&生活の「困った! 」がなくなる マンガでわかる 私って、ADHD脳!?

 

かなりポップな装丁でほぼジャケ買いをしてしまいました。雑誌編集者の女性が主人公でマンガを通して対処法を丁寧に解説してくれます。ビジュアルが整ってて分かりやすいので今まで沢山集めた対処法で混乱気味の頭を整理してくれました。

発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由/栗原類 

発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由

発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由

 

衝撃のカミングアウトでしたが、カミングアウトする勇気とそこまでの過程に感服しました。

どうやって発達障害の困難を乗り越えたかが鮮明に書かれており、周りの人のサポートがあってからこそなんだなぁと少し自分もカミングアウトする勇気を持てました。強みと弱みの向き合い方から輝ける場所の見つけ方は参考になります。

目指せポジティブADHD/あーさ他

めざせ!ポジティブADHD

めざせ!ポジティブADHD

  • 作者: あーさ,山下裕史朗/水間宗幸
  • 出版社/メーカー: 書肆侃侃房
  • 発売日: 2007/06/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 7人 クリック: 54回
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ギャグ漫画なのに実用的、ADHDについて脳の中で何が起こっているかをギャグタッチで解説してくれます。ADHDについて知りたい時に医療系の実用書に対抗がある人はこちらである程度イメージをつけるといいと思います。読んでいくと元気が出てくるほどハイテンションで展開されるストーリーが実に楽しいです。

お片付けセラピー/桜井公子,袋居司

お片づけセラピー〜ADHD/ADDのためのハッピーサバイバル法

お片づけセラピー〜ADHD/ADDのためのハッピーサバイバル法

 

どんな片付け本を読んでも自分には合わなかったのはADHDの症状の為だったとは、、この本はADHD専門医とADHDである小説家によるものなので見事に自分の片付けに対する悩みとその対策について書いてくれてます。部屋の片付けだけでなく、50の生活改善術として遅刻や忘れ物の対策が紹介されてます。社会をサバイブ

するための一冊。

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ/shizu

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)

 

子育てする時の『言葉かけ』の違いは、その子の才能を伸ばすかどうかにかなり影響してくるとのこと。ABA(応用行動分析)を利用した言葉かけの方法が具体的に紹介されてます。やっと社会に認知されてきたADHDはまず親が知り、子供を早くから理解してあげれるように本書を通じて沢山の人に学んで欲しいなぁと思います。

注意欠如・多動症-ADHD-の診断・治療ガイドライン 第4版/齊藤/万比古  

注意欠如・多動症-ADHD-の診断・治療ガイドライン 第4版

注意欠如・多動症-ADHD-の診断・治療ガイドライン 第4版

 

昨年秋に第4版として発売された書籍。最新の医師による知見や新薬の情報などが追加されてます。しっかりとした根拠と包括的な内容なので自分の症状と照らし合わせながら読むと納得がいきます。新薬(インチュニブなど)の情報が気になるところですが、根拠に基づいた心理社会的治療に注目してしまいました。この先この治療がどのように社会に浸透していくのかが期待するところでもあります。

 

以上、自分の症状と照らし合わせながら共感し対処法をしっかりとものにしましょう。

シコ助はこれからもADHD特有の眠気や注意欠損などの対処法を自分なりの体験でブログに発信して行きたいと思います。

次回は4/22 公開予定記事:コンサータを処方されて半年がたった

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