社会人となると学生のように学ぶ為の参考書がありません。マニュアルらしきものがあるんですが、どうやらマニュアル通りに仕事をすると怒られるみたいです。
取得した情報を自分なりにストックし、体系化して次に活かせるように整理しておく必要があります。
前回に引き続きADHDの俺の仕事術を紹介します。
情報を1箇所にまとめる
情報を上手く利用するには断片的に集めた情報を体系化する必要があります。
しかしシコ助はこの情報を体系化することが最高に苦手で、せっかく手に入れた情報も処理されることなく忘却の彼方へ葬ってしまいます。。メモを集めて再編集し、体系化していくプロセスが仕事上に組み込まれてないと、いつまで経ってもその分野に置いて詳しくなれることはないのです。
そんななか『情報を1箇所にまとめる』という発想に出会い取り敢えず1箇所にまとめてみることに重きを置いて取り組んでみました。
高速でスクラップブックを作る
シコ助は全ての情報をEvernoteに取り込むことにしました。
集めた情報、撮った写真、思いついたことは全てEvernoteに保存します。
情報を取り込む手間を最小限にする
情報を取り込む手間を掛けないことがEvernoteの強みでもあります。PCやスマホ、タブレットの何処からでもアクセスできる上、便利なアプリが豊富です。
例えばこのeverclip
以下のようにコピーしたものが自動的にストックされます。
コピー→アプリをウィジェット起動するだけでストック
勿論画像もストック可能です。(iPadの場合はSplit viewで起動)
こうやってeverclip内にどんどん蓄積させてまとめてEvernoteにぶち込みます。
また高機能入力アプリEvergearも紹介します。
仕事中思いついたアイディアを書いたり、会議後にあとで調べようと思ったことにチェックリストをつけたり、写真にコメントをつけたりと快適な情報収集をもたらします。
その他Evernoteに関する情報処理術後は下記の2冊が参考になります。
Evernote仕事術
ズボラな僕がEvernoteで情報の片付け達人になった理由
こうして出来上がったスクラップブックは何でもかんでも一元化しているので
シコ助のEvernoteには『コートのボタンのつけ方』の下に『覚えたい語彙が』並んでいたりします。
経験的にスクラップブックを見直すにはジャンル分けするよりもノンジャンルで時系列に並んでいたほうが見直す作業が楽な上に頭に残りやすい感じがします。
作業はまとめてドン
スクラップブックを作り、情報を集めた上で再度見直すプロセスを作ることで
→仕事で集めた情報を整理出来る
→必要な情報が何であるかに気づく
→新たなアイディアが生まれる
→あたまに記憶される
という効果を得ることが出来ました。
ADHDにこの方法が適しているのも、
・作業をまとめる
・時間をまとめる
この2点がADHDの特性にあっているからです。
今○○をしている/これから○○をする というようにwhen(いつ)what(なにを)と明らかにすることは、今日は出来た/出来なかったの判定や『この日にやる』といったスケジュールに組み込むことが出来ます。前回の記事でも書いたようにスケジュール感覚が鈍いADHDにとってはこのプロセスがあると集中して作業する時間ことが出来、達成感と充実を得ることが出来ます。
その為に作業をまとめてある時間で一気にやることを意識しましょう。
作業をまとめる→スクラップブックに一元的に情報を集める
時間をまとめる→情報を見直す時間を作る
デスクトップの整理も迷わず
シコ助のパソコンのデスクトップはアイコンで埋められてます(ADHDあるあるですね)これも割と簡単に解消することができます。
デスクトップ上で『整理待ち』状態を作っておく
整理フォルダと名前をつけた整理待ち状態のものを用意します。『あとに取って置いた方がいいな』と思ったものは取り敢えずここに格納したり、ファイルをダウンロードする先をデスクトップからここに設定します。
それから時間を別に確保して一気に整理していきます。
ADHDの基本戦略は『仕事をまとめること』
ADHDの特性から『まとめられそうな仕事はまとめてやること』が仕事術となります。
仕事の基本戦略に取り込むことで仕事の能率だけでなくやりがいまで得られるのでモチベーション高く仕事ができます。
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